コロナ禍において、新型コロナウイルスにかかった訳で無く、コロナストレスにやられてしまいました。。。
55年間生きてきて、初めて命の危険を感じ救急車を呼んだのが日曜日の早朝
強烈な目眩でグルングルン回っては嘔吐の繰り返し、冷や汗でびっしょりになり、手足と胃も痺れ始め、呼吸を小さくしないと過呼吸で痺れが大きくなると救急隊員に言われ、、、るけど、、、。
ストレッチャーで救急隊員に動かされる度に嘔吐の繰り返しで、ずーっと目を閉じていたので、家からどうやって病院に来たのか?
翌日の月曜日まで何処の病院にいるのか?
さえわかりませんでした。
病院に運ばれ脳に異常が無いか色々と検査され(殆ど何されたか記憶に無いけど)ひとまず脳は大丈夫だろうと、、、。
良性発作性頭位めまい症にしては、安静にしてても治らず嘔吐を繰り返しているので入院してMRI検査する事になりました
PCR検査を先にして陰性を確認しないとMRI検査できないらしく
MRIの検査結果が出るまでは、安静にしていなさい。と言われ(吐き気と目眩で動けないのですが)
運ばれた病院は、慶應義塾大学病院で、窓から国立競技場が見えました
PCR検査は陰性で、MRI検査も異常無しで病名は前庭神経炎(三半規管の神経をやられるのでキツイ)
でも、三半規管の神経を痛めるのと、脳がダメージを受けるのでは、その後が大きく変わるわけで、本当に感謝です。
火曜日の夕方には、何とか壁伝いに歩けるようになりましたが、酔っ払いの様に真っ直ぐ歩けません
コロナの陰性を確認した火曜日の夕方に、減圧室から4人部屋へ移動しました。
隣のベッドは、常に大きな声で、「あしたも勉強が忙しい」とか「皆さんおやすみなさい」とか色々と念仏の様に声を出す痴呆気味のお爺さんで、看護婦さんや担当医の先生が申し訳なさそうにしてるのですが、赤ちゃんの泣き声と同じで、ウグイスやカエルの鳴き声と思うと慣れてくるもので不思議と不快な事はありません。
残りの2人も、お爺さんなのですが、カーテン越しに聞こえる看護師さんとのやり取りが、とっても紳士的で、東京弁というのか優しくて気品が感じられ最後は必ずありがとう。って言う気持ちの良い病室です。
入院って、24時間、見も知らぬ人と過ごす機会なんですよね。夜中に隣の人がむせてるとナースコール押してあげたり、暗黙の秩序が有ります。個室を選ぶのは勿体ないと思います。
ちなみに入院時必要だなと思ったものです。
タオル2、3枚、下着3、4枚、パジャマ2、3枚、洗濯洗剤(コインランドリー用)、石鹸シャンプー(ボディ兼用)、ティッシュ、かかとをカバーする履きやすい靴、髭剃り、歯ブラシセット、シャンプーできない時にシーブリーズ有ると身体も拭けて良いです。
木曜日に最終診断受けて金曜日に無事退院しました。
ご予約を頂いていたのに、ご迷惑をおかけしたお客様には本当に申し訳ありませんでした。
また、急な対応を一生懸命こなしてくれたスタッフ達ありがとうございました。
四元弘忠
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