「お試しでっ!」 はじめてから半年が過ぎました。
この企画の意図は前回の説明もそうなのですが → 前回の記事
実は、2、3年、5年も同じスタイリストばかりが担当していると、お客様は 「安心」 で有るけれども、実は「飽き」 てもくるのです。
「安心」 を 「飽き」 が上回った時、お客様は美容室を変えられるのです。そこには、大きなリスクも伴いますが、お客様の 「飽き」 をリスクが上回るのです。
実は、このキャンペーンをすることに、リアルクローズスタッフは不満がありました。自分なりに一生懸命努めてきたのに、「自分以外の人に担当してもらってください」なんて、何故言えるのか。と、、、
それは、普通の人なら当然の感情でしょう。一生懸命に自分なりにやってきて、自分に担当してほしくて来店されているお客様ですから。
ですが、3年5年7年10年もの間、担当美容師は、一期一会のような精神状態で接する事ができるでしょうか?
適度な緊張感をもって常に接する事ができるでしょうか?
「安心」 が 「飽き」 を上回り、大きなリスクがあっても、他サロンに行かなければならない状況に追い込むのは美容室の責任と思います。
おなじサロン内で、違う美容師が担当して、もし気に入らなかった場合、いつもの担当美容師に戻って貰えばいい。
他サロンに行かれて失敗されても、帰りにくい状況に追い込むのだけはサロンにとってもお客様にとっても不幸な事です。
スタッフ全員で話し合い、お客様の為に全員が納得しての 「お試しでっ!」 なのです。