リアルクローズの入り口は、大きくてカッコ良いのですが、古くて隙間のモールも無くなり寒気が隙間から入り、上下は擦れて限界のようです。
来年5月で10年ということもあり、リアルクローズにドアをプレゼントすることにしました。
リアルクローズの内装(2008)、外装(2011)をお願いした グリッドフレーム に今回もお願いします。
リアルクローズの内装は、利休の茶室のイメージで、
外装は茶庭
ですから、入り口は躙り口ということになります。
躙り口とは、武士も商人も誰でも頭を下げなければ入れないように作られました。これは、皆が平等という意味がこめられています。
本当の所は、隙間風がすごいのと、ドアが大きい分お客様の出入りの時、冷暖房が一気に抜けてしまう。。。ドアが小さい分、出入りの時寒気が入るのが少なくなるのが狙いです
目線に壁が入れば頭をぶつけず、また、ご年配の方も許容量ということで140センチの高さのドアをつけることになりました。
イメージ
本来、リアルクローズはサービス業的な考えでつくられていません。営業的でもありません。
画家がインスピレーションを得るアトリエで制作するような感じで、美容師とお客様が共に協力してヘアースタイルをつくる。制作現場的アトリエとしてリアルクローズはつくられています。
少しづつですが、進化していくリアルクローズをよろしくお願い致します。