リアルクローズとしては残念なことなのですが、6月30日で小楠幸二朗が退職することになりました。
私からみて、10年間コツコツ愚直に技術修練に励み、何処の美容師と勝負してもそこそこの技術力を備えられたと思います。
自分が何処まで通用するのか勝負したいという気持ちは技術者であれば当然だと思います。
リアルクローズとしては大きな痛手ですが、
「卒業生たち」が、リアルクローズイズムと技術を日本各地で提供してくれることは嬉しいことでも有ります。
小楠が担当しているお客様には連絡先をリアルクローズHPにて退職前後6ヶ月間スタッフページに掲載しますのでご安心ください。
また、この機会に、リアルクローズのベテランスタイリスト四元、川代、フミをお試しして頂くのも新しい自分に出逢えるチャンスでもあると思いますので是非この機会に別のスタイリストもお試しください。
少し話は変わるのですが、美容界で長年問題になるのが、円満に退社できる美容師が少ないということです。
お客様も経験したことがあると思うのですが、ある日突然、担当していたスタイリストが退社していた。
行き先を聞いても教えてくれない。という経験をされた方も少なくないのではないでしょうか?
特に、ベテランスタイリストが辞めるとなると経営者サイドとの対立が大きくなる傾向にあります。
リアルクローズでは、
お客さまの個人情報はリアルクローズに、お客様が提供されたものであってスタイリスト個人に提供された情報ではないので、個人情報を積極的に盗むのはやめてもらうように言っています。
その代わりに、スタイリストが希望すればお客様に連絡先を聞かれた場合教えるようにしています。
あくまで、スタイリストサイドから積極的にアプローチせずに、贔屓のお客様からの連絡があれば伝えるというスタンスです。
なぜなら、リアルクローズを退社してからの彼らは、自分で新規客を獲得していく力が備わなければ、いずれ廃業してしまうわけです。
ですから、小楠が退職することはお客様に3ヶ月前から告知し、
「新しい連絡先」はリアルクローズHPの スタイリスト に退職前後半年間掲載いたします。
ときに、今後の行き先を教えないでください。と、昔の私のようなスタイリストもいますので、この方法が正しいとは言いきれませんが、そうでない場合、全国の美容室経営者がスタイリストの退職する時の参考となればと思います。
ちなみに、リアルクローズでは「 卒業生の言葉 」としてコメントが届いていますのでこちらも目を通してください。
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